クラシック音楽のすゝめ

 

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EverioをMacで活用しよう

はじめに

日本ビクター社から発売されているハードディスクムービーEverio(エブリオ)をMac OS X上で利用する方法についてまとめてみました。Everio附属のアプリケーションはすべてWindows用なので、Macとは極めて相性が悪いのですが、なんとか実用レベルの解決策が見つかりました。


GZ-MC200

私がEverioを選択したのは、

  • DVDビデオカメラと同じく、DVビデオカメラのように早送りや巻き戻しをしなくても頭出しや消去が簡単にできる。
  • DVDビデオカメラよりも容量が大きく、高画質でも1時間収録できる。
  • DVDビデオカメラは8cmディスクが主流だが、Mac搭載のドライブはスロットローディングのため利用できない。
  • 小さいため、旅行に行くときにもカバンに入れて簡単に持ち運べる。
  • 新しもの好きのため、まだあまり市場に普及していない新製品を手に入れたい。

という理由によるもので、画質の良いDVカメラは最初の条件で却下でした。

基礎知識

アップル社はiLifeというソフトウェアを提供していますが、これを持っていれば、映像・音楽・写真の基本的な楽しみ方ができます。

ビデオ関連でいえば、ビデオ編集ソフトウェアのiMovie、DVD作成ソフトウェアのiDVDを利用することとなりますが、これにiPhotoの静止画を組み入れたり、GarageBandで作曲した音楽やiTunesで取り込んだCDなどをBGMとして組み入れたりすることができます。このように、MacユーザーはiLifeを使わない手はないのです。

問題は、iMovieがDV形式の動画を編集するソフトウェアであることです。DV形式はいわゆるDVビデオカメラの記録に利用される形式ですが、データが大きいため、DVDビデオカメラやハードディスクビデオカメラのような記録メディアの容量が小さい場合には録画時間が極めて短くなってしまいます。

そこで、DVDなどではMPEG2形式という圧縮されたデータを用いることにより、画質は若干悪くなりますが、より長時間の録画が可能になっているのです。

Everioも例外ではなく、MPEG2形式で動画が記録されていますので、DV形式を扱うiMovieではそのまま利用するわけには行かないのです。

失敗談(笑)

そこで、Everioのハードディスクに記録されたMPEG2形式のデータを、iMovieのDV形式に変換できれば話は早いはずです。

QuickTime Proには、画像データを変換できる機能があったはずですので、とりあえずProキーを購入し、アップグレードしてみました。ところが、QuickTime Proといえども、MPEG2形式のデータは読み込むことができません。QuickTime ProでMPEG2を扱うためには、MPEG2再生コンポーネントが別途必要なのです。

Proキーが3,780円、MPEG2再生コンポーネントが2,520円の出費でしたが、なんとか再生するに至ったのでした。

Everioを附属のUSBケーブルでMacに接続すると、Mac OS Xでは外部ストレージとして認識することができます。その中にある「.MOD」という拡張子がついているのがMPEG2形式のファイルですので、とりあえず拡張子を「.mpeg」に変えてみて、QuickTime Proで再生してみました。

MPEG2再生コンポーネントのおかげでQuickTime Proは無事に起動し、動画が再生されました。Windowsにしか対応していないものがMacで動くと、結構感動モノです。

しかし、音が出ない...。

遠い道のり

結論からいうと、「.MOD」ファイルに含まれている映像と音声を別々にしないとうまく行かないのだそうです。

そこで、海外のサイトも含め、いろいろな情報を集めてみたのですが、まず目に入ったのがMacでDVD-Videoというサイトです。とても親切に解説してくださっているので、ここで再度説明することは避けたいと思います。

bbDEMUXa52decXの2つのソフトウェアを入手し、説明どおりにやってみたところ、無事に「.m2v」の映像データと「.aiff」の音声データを得ることができました。

これらのデータをiMovieにドラッグ&ドロップすることにより、無事にiMovieでEverioで撮った動画を編集するという目的を達成できたのです。当然、iDVDでDVDに焼くこともできます。

でも、編集時に映像と音声が別々なので、とても扱いにくいのです。

最終形

iMovieに取り込む前に、QuickTimeで映像と音声をくっつけてしまってはどうかと考えました。「.m2v」と「.aiff」をQuickTime Proで開き、音声データをコピーし、映像上で貼り付けると、映像と音声が同時に再生できるようになりました。これをiMovieで取り込むためにDV形式で書き出せば完了です。

でも、QuickTime Pro上の映像はなんとなく横長になってしまう...。

おまけに作業が多すぎるので、海外のサイトを当ってみますと、bbDEMUXとa52decXとQuickTime Proで行った作業を1回で済ませてくれるソフトウェアを発見しました。

その名もffmpegXです。$15のシェアウェアです。

インストールが少し面倒なのですが、ffmpegXインストール手順にまとめてくださった方がいるので、一安心です。「03.日本語環境下で動くようにする。」が特に重要ですので...。

ffmpegXによって、「.MOD」ファイルをドラッグ&ドロップして、「.DV」ファイルに変換する作業が一発でできました。個人的には変換終了時の「チン!」という呼出音が気に入っています。

補論

いっそのこと、Everioからテレビに出力するアナログ端子からFirewireへDV形式で流し込むアナログ=デジタル変換機を考えてみました。

カノープス社のADVC-55を購入してみましたが、上の方法の方が若干画質がいいという結論になりました(アナログを通していないので、当たりまえですが)。


ADVC-55

ただ、これを利用するとテレビからiMovieに簡単に取り込めるので、最近流行のハードディスクレコーダーが手に入ったような感じです。

この使用感はまた別の機会に...。

 
 

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